治療の部屋（～斜視と向き合って～入院編）

はじめに．．．
“私の入院体験記”を書こうと思ったきっかけ

　私は生まれながら斜視であるが、以前よりも気になり治したく思うようになり地元の眼科へ行った。そこで、大きな病院へ行くように勧められＨ大のＳ助教授を紹介してもらった。

　そして、初診日。全く自分の病気に対して無知であったし、先生の説明の途中であまりに緊張して気分が悪くなってしまう…これではいけないと思いインターネットで“斜視”について勉強しようと検索をかけたところ、私のように悩んでいる仲間、勇気を出して治療している仲間が沢山いた。この時、この病気で悩んでいるのは私だけじゃない事を知り、斜視について、手術についてｅｔｃ情報を得ることが出来た。また、先生方や看護師の方々とのハートフルなふれあいとドラマのような素敵な出来事を忘れないためにも…それから“こんな小心者でも斜視と向き合っているのだから…”と、これから治療を考えている方へ勇気を与えることが出来れば嬉しいし、私自身どんな治療を受けてきたのか、その時の心の動きはどうであったかを確認できるよう記しておこうと思う。